2010年10月27日水曜日

IETesterのTips:コマンドライン起動

Webサイトを仕事で作る場合、たいていはIEの異なるバージョンで動作をテストする工程がある。その工程で役に立つのがIETesterというソフト。このソフト一つをインストールすればIE5.5以上の各バージョンでのレンダリング結果およびJavaScriptの挙動が確認できるので、色々なバージョンのIEをインストールして共存させる必要がない、開発用PCを仮想化する必要もない。

このIETesterを起動する際、GUIでボタンをクリックしてもよいのだが、何回もボタンをクリックして、同じURLを何回も入力 or コピペ する必要があるので面倒。そこで一度URLを入力したら全バージョンのIEを起動してくれるようなインターフェースが欲しくなる。以下、CUI(コマンドライン、コマンドプロンプト、DOSプロンプト)でそれを実現する方法。

1. 起動用のバッチファイルを作る

@echo on
@start "" /b "C:\Program Files (x86)\Core Services\IETester\IETester.exe" -all %1

ここで、startコマンドの第二引数"/b"は新しいウィンドウを開かないことを表す。よって第一引数(ウィンドウタイトル)も空文字列でOK。

これをファイル名 "ietest.bat" として、デフォルトのフォルダ(c:\Users\foo など)に保存しておく。

※OSは Windows 7 Home Premium。

2. コマンドプロンプトからバッチファイルを実行(引数は表示したいURL)

C:\Users\foo> ietest.bat http://host.domain/

(補足)BASIC認証をかけてるサイトなら id, password を引数に含めればOK

C:\Users\foo> ietest.bat http://id:password@host.domain/

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